GNH=Gross National Happiness (国民総幸福量)
ドゥゲ・ゾン(Drukgyal Dzong)
タクツァン寺院から、さらに北西に行ったところに、ドゥゲ・ゾンがあります。今回行ったところでは一番奥になります。
ここは、チベットとの交易路であり、チベット軍の侵入経路でもあったといいます。現在、ここから先は、閉ざされているそうです。チベット仏教のトップである、ダライラマ14世が、インド亡命したことが影響しているのでしょう。
この城自体は、1647年にチベット軍に勝利した時に作られたものでしたが、1951年の火災で焼け落ち、今は廃墟になっています。
ここからチョモラリ(7314m)が見えるそうですが、残念ながら拝めませんでした。チョモラリトレッキングのスタート地点でもあり、ちょっとした観光拠点にもなっています。
いかにもお城風の城址が見えてきました。 火災で焼け落ちた後、一部修復がなされたそうです。 |
城へ入る道は、急です。 | |
城壁は、いかにもお城風ですが、チベットとの戦いの後に作られたものであり、実際の戦闘に使われたものではありません。 ドゥゲ・ゾンは、ドゥク派の勝利という意味だそうです。 |
|
中は、城壁に囲まれた広場になっています。 当時は、いろいろな集まりに使われたのでしょう。 |
|
山々に囲まれたお城は、ブータンらしい風景です。 | |
ここが中央の建物です。 たぶん再建されたものと思います。 |
|
その先には、高い山々が連なります。 山々には、雪も残っていました。 |
|
城の麓は、ちょっとした村になっています。 | |
村には、土産物屋がありました。 入り口の装飾に引かれて行ってみましたが、開いていませんでした。 |
|
この辺も、トレッキング客を相手にする店のようです。 ここにも○ンコの絵が。 |
|
遠くから見るとこんな感じです。 |
城から見下ろしたところにある棚田も見事です。 |